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2012.12.21更新

こんにちはcloud

今日も冷えますねpenguin


今日は、今私が読んでいる「子どもをアレルギーから守る本(藤田紘一郎著)」という本から、なるほどなあ、と思ったことを書きますpen

子どもをアレルギーから守る本「子どもをアレルギーから守る本(藤田鉱一郎著)」

ウチの子は幸いにも今のところアレルギーはなく、私もアレルギーに対してあまり深く考えたことはありませんでした。

ですが、この本を勧められて読んでいくうちに、共感できることがたくさんあったので、一部ご紹介します。


アレルギーは、アトピー性皮膚炎や、食物アレルギー、花粉症などのアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなどなど色々ありますが、実は、私たちの親の世代が小さかった頃には、なかった病気らしいのです。

ところが今や、9歳までの子のうちすでに40%が何らかのアレルギー症状に苦しんでいるそうです。

その原因は一体なんでしょう?


藤田先生は、私たち現代人の「生活」という身近なところにある、と考えています。

その原因のすべてはここに書ききれないので省きますが(本を読んでくださいsweat01)、その中で「過剰な殺菌」というのがありました。

確かに今、「抗菌・殺菌・除菌」という言葉をよく耳にします。

テレビのCMでは放っておくと菌がウヨウヨ、といったイメージ図を毎日のように見ます。

私たちは、あたかも身の回りの菌が自分に害があって、恐ろしい病気の原因のように思ってしまいます。

ですが、本来私たちの周りにはそんなに怖い菌はいないのです

逆に、身の周りの菌はバリアーをつくって、本当に恐ろしい病気を引き起こす菌から私たちを守ってくれているのです。

これらの菌を抗菌グッズでなくしてしまうことこそ、病気になる原因となってしまうらしいのです。



口の中の菌を相手にしている私たち歯医者は、歯磨きの大切さを何度も口にしますよね。

でも身の周りの菌が「いい者」ならば、口の中の菌も「いい者」?と思われるかもしれません。

もちろん「いい者」の菌もたくさんいます。

ですが、歯の表面にベトベトとくっつく菌はむし歯の原因ですから「悪者」ですし、歯と歯茎の境目にいる菌は歯周病の原因ですから「悪者」です。

歯磨きで口の中を完ぺきに除菌しろ、と言っているのではありません。

そもそも、どんなに徹底した歯磨きでも口の中を除菌するなんて、無理な話です

でも悪者の菌をある程度除去しておくことが大切なんです。

何であっても、ほどほど、といったところでしょうかflair

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