歯の根元のむし歯
2013.07.25更新
こんにちは
今日は、歯の根元のむし歯についてお話します
歯ブラシで強く磨きすぎていたり、歯周病などで歯肉が退縮してくると、歯の根元が徐々に露出してきます。
歯の白い部分は、硬いエナメル質という組織で覆われていますが、歯の根はエナメル質ではなく、セメント質という比較的やわらかい硬組織で覆われています。
つまり、歯の根元が露出するということは、やわらかくてむし歯になりやすい部分が出てきてしまうということになります。
また、むし歯にならなくても歯が欠けてしまうことがあります。
くさび状欠損といいますが、歯ブラシによる摩耗や、歯ぎしりなどの異常な咬合圧(噛みあわせの力)によって起こります。
歯の根元のむし歯や、くさび状欠損の治療は、保険内で白いプラスチック材料を詰めて治すことができます
見た目も自然に仕上がります
触ったり、冷たいものを食べてしみる場合は、歯の根元をよく注意して見てみてください
むし歯やくさび状欠損になっているかもしれません。
(知覚過敏の場合は、表面上何も起こっていないこともあります)
正しい歯磨きを身に着け、歯ぎしりに注意して歯肉退縮を予防することが大切です
今日の我が子
保育園の行事にて。
おみやげの風車を手におやつを食べる我が子。