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2013.06.03更新

こんにちはcloud


今日は金属アレルギーについてお話しますpencil

歯科ではよく金属材料を使いますよね。

この金属材料は、口の中で唾液にさらされ、微量ですが金属イオンが溶出しています。

個人の体質によって、この金属イオンに対し、アレルギーを起こしてしまうのです。


まず金属に触れている粘膜は慢性的な炎症を起こします。

金属イオンが血流にのって、皮膚に達すると、口とは離れた場所でも皮膚に湿疹やじんましんが起こります。

金属アレルギー「保存修復学21」より

この写真は、元々金属が被せられていた歯の周りの粘膜に炎症が起きたので、金属を除去して白い仮歯に取り換えた状態です。

仮歯に変えてしばらく経過を観察していたところ、症状は治ったそうです。


被せ物などに主に使用する金属は、金銀パラジウム合金といいます。

その内容は、金12%以上、パラジウム20%以上、銀40%以上とされていて、残りは銅です。

これらの金属に対してアレルギーがあるという方は、歯科を受診するときに特に注意が必要ですsign03


ひと昔前は、アマルガムといって、水銀を多く含む金属材料をよく使っていました。

水銀は汚染の問題もありますが、アレルギーも起こしやすい金属です。

むし歯を削ってアマルガムをつめる治療は、今でこそあまり行われていませんが、以前は多くの歯科で行われていたのです。


今では技術が発達し、金属ではなく、白くて歯にそっくりな材料で被せ物を作ることができます。

セラミックセラミックとレジン(プラスチック)のハイブリット材料などは、見た目も自然でアレルギーの心配もありませんshine


白くて自然な修復材料の説明はHPの診療案内から審美歯科のページをご覧ください。


保険がきかないので少々お金はかかりますが、それだけの価値がある材料なのですflair



今日の我が子riceball

お父さん大好き

お父さんの食事のジャマをする我が子。

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