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2012.09.26更新

皆さんこんにちは。

急に秋らしくなってきましたねmaple


今日は、おなじみの歯石についてお話します。

前回お話しした歯垢(プラーク)は、水分とばい菌の塊です。

歯石は、唾液や血液中に溶け込んでいるカルシウムプラークに結合沈着して、硬くなったものなのですflair


実は、歯石そのものには生きているばい菌はいません。

ではなぜ歯石が歯周病に悪いのかというと、次の理由があります。

・歯石の表面はザラザラで、たくさんの小さな穴が開いているので、ばい菌は歯石の表面にくっつきやすく、そのばい菌(プラーク)が悪さをするため

・歯石の表面がザラザラで、歯周組織を傷つけるため


そして、歯石は「歯肉縁上歯石」「歯肉縁下歯石」という2種類に分けられます。

歯肉縁上歯石は、普段皆さんがよく見る歯石です。

主に唾液中のカルシウムとプラークが結合した歯石です。

色は白く、下の前歯の裏によく付いています。

どうしてここによく付いているかというと、舌の裏の付け根には唾液の出口があるので、下の前歯の裏は、唾液に溶け込んでいるカルシウムの濃度が高いからなんです。 

歯ブラシでは取れませんが、専用の器具でひっかくと簡単に取れてきます。


歯肉縁下歯石は普段皆さんが目にすることはあまりないでしょう。

歯周病が進むとこの歯石が付いてきます。

なんとこの歯石、色が黒いんですeye

これは、血液中のカルシウムとプラークが結合してできたためです。

歯周ポケットという歯茎と歯の間の隙間で、歯根の表面にガッチリと付いてきます。

歯石を取った際にこれがでてきたら要注意ですbomb


歯磨きでプラークを取りきれなかった場合、部位にもよりますが、2~3日のうちに石灰化を始め、1週間で完全な歯石になります
ですから、歯科医院でクリーニングをしたからといって安心ではなく、その後のご自宅での歯磨きがとっても大切なんですねsign03



今日の我が子chick

先日の祝日の写真。

公園でブランコ

久しぶりに公園で遊びましたnote

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