こんにちは
今日はコンポジットレジン充填の症例をご紹介します。

上の4、5番目の歯の間にできたむし歯
黒いのが透けています。
わかりやすく印をつけると・・・

ここがむし歯。
こういう場合の治療法で一番多いのは、むし歯以外の場所も多く削って型取りし、金属をはめ込むメタルインレー修復です。

これがメタルインレー
なぜこの治療法が多いのかというと、むし歯でなくなってしまった歯と歯の間の接触点を再現するのが比較的容易だから。
また、1回の治療時間が比較的短くて済むのも大きな利点です。
でも欠点もたくさんあります。
・2回来院しなくてはならない
・むし歯以外の健康な歯も削るので、麻酔が必要
・金属なので、目立つ
・治療後、外れることがある
などなど。
これらの欠点を全部補ってくれるのが、白い詰め物(レジン充填)です。
むし歯のところだけ削って詰める、保険内治療で白く自然に修復できる方法です。
なぜこんなにいいことだらけなのに選択されないかというと、先ほどのメタルインレー修復の利点にもでてきましたが、口の中で直接詰めるので歯と歯の間の接触点を再現するのが難しいことと(技術が必要)、治療時間が長くかかることがあります。
つまり、これをクリアすれば最高の治療法と言えます。
こばやし歯科クリニックでは、1回の治療時間は少しかかりますが(30分程度)、白い詰め物(レジン充填)で歯と歯の間の接触点を再現して修復する治療を多く選択しています。

先ほどのむし歯の治療後
写真だけ見ても、どこが治した場所か分からないですよね。
金属で治療するのは嫌だ、でも保険内で治したいという方は、ぜひご相談ください