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2013.11.11更新

こんにちはcloud

今日は、ホワイトニング後の痛みについてお話しますflair



高濃度の過酸化水素を使用するオフィスホワイトニングは、術中や術後に一過性の痛みや知覚過敏を感じることがよくあります。

痛みの原因は、ホワイトニングによって歯の中の着色物質が分解されると同時に水分も分解され、歯が脱水状態になることによるといわれています。


歯(象牙質)の痛みというのは、動水力学説によって説明されています。

歯の一番中心には神経があり、その周囲を象牙質が覆い、さらに外側をエナメル質が覆っています。

歯の構造象牙質の放射状の線が象牙細管

象牙質には無数の細い管(象牙細管)が通っており、その管は象牙質の表面と神経を結んでいます。

管の中は水分で満たされていますが、象牙質の表面で何らかの刺激が加わると、その水分が動き、神経が痛みを感じるのです。


ですから、ホワイトニングによって歯が脱水状態になると、象牙質の細い管の中の水分が急激に動き、神経が痛みを感じます。

ホワイトニング後、水分が徐々に戻ってくる時にも管の中の水分が動いて痛みを感じることがあります。



また、ホワイトニングによって歯の内部の着色物質が分解されて取り除かれることにより、着色物質があった場所には小さな隙間が空くと考えられます。

よって、術前より刺激に敏感になり、知覚過敏が起きるのです。

術後、24時間は色の濃い飲食物を控えるのも、このためです。

唾液に濃い色がつくと、唾液とともに再度着色物質が歯の隙間に入り込んでしまうことになるからです。



ホワイトニングをしていても、まったく痛みを感じない方もいます。

そういう方は、歯の一番外側を覆うエナメル質の結晶がしっかりしていて、象牙質の表面まで脱水状態が及ばないからです。

でも、多くの方はエナメル質に微細な亀裂が入っていたり、結晶と結晶の間に隙間があったりして、象牙質まで脱水が及び、痛みを感じるということです。



逆に、強い痛みを感じる方がいらっしゃいます。

そういう方はエナメル質に大きな亀裂があったり、象牙質が一部露出していたりする可能性が高いので、すぐに一時中断して、保護材でカバーし直す必要があります。

頻繁に痛みを感じたり、持続性の強い痛みを感じるときは、絶対に我慢しないで教えてくださいねsign03



今日の我が子shock

スクリーム

夜、電気を消した後にオバケになった我が子sweat02

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