歯の構造
2013.04.22更新
こんにちは
今日は昨日よりも少し暖かくなるようで、ホッとしますね
最近色々なところで地震が頻発していますが、本当にいつ関東で大地震が起こってもおかしくない状態なんだということを再認識します。
昨日のテレビで、箱根山の今までにはない火山ガスの噴出や原因不明の河口湖の水位低下などが、もしかしたら大地震の予兆?なのかもしれない、と聞いて、なんだか居てもたってもいられない気持ちになりました
気象庁では「今は特に変化はない」としているそうですが・・・やっぱりいざという時の備えは大事ですよね
さて、今日のお話は歯の構造について
歯科に関わる者は知っていて当たり前の歯の構造ですが、一般の方はあまり知る機会はないのではないでしょうか?
歯の断面図
歯は、口の中に見えている白い部分=エナメル質
その下にある象牙質
象牙質の中にある空洞(歯髄腔)に入っている、神経や血管=歯髄
歯根の表面を覆うセメント質
などで成り立っています。
顎の骨(歯槽骨)の中に釘が刺さるように歯は植わっています。
歯槽骨とセメント質の間には歯根膜という繊維が走り、歯を骨に固定しているのです。
象牙質は、歯髄腔から表面に向かって無数の細い管が通っており、象牙質に刺激が加わるとこの管の中の水分が移動して歯髄に刺激が伝わるため、痛みがでます。
つまり、むし歯が象牙質まで達していると、むし歯を削る時に痛みがでる可能性があるのです。
歯髄までむし歯が達すると、もうズキズキと痛んで大変です
大人の歯はもう生え変わらないので、無くなったらそれっきりです。
歯に関心を持って、歯を大切にしてあげてください