詰め物治療に関する詳細
詰め物治療とは
むし歯を削った穴は何らかの材料で修復しなければいけませんが、修復の方法や材料には以下の方法があります。
・インレー修復
健康な歯質を含むむし歯を削って型採りし、石膏模型上で修復物を作り、それを口の中でセメント合着する修復法
接着剤が劣化すると外れることがある
2回来院が必要
・コンポジットレジン充填
むし歯だけ削ってコンポジットレジンというプラスチック材料を口の中で直接詰めて、光で固める修復法
1回の来院で完了
オールセラミックインレー
セラミックの詰め物(インレー)です。
非常に固く、壊れることがまずありません。
色調も美しく、変色もありません。
保険外治療になります。
20カラットゴールドインレー
20カラットゴールドの詰め物(インレー)です。
適度に柔らかく、対合歯を痛めることがありません。
伸びがよく、歯に密着して隙間なく修復できます。
保険外治療になります。
ハイブリッドセラミックインレー
レジン(プラスチック)とセラミックのハイブリッドの詰め物(インレー)です。
固いですが、割れることがまれにあります。
色調は美しく、ほぼ変色もありません。
保険外治療になります。
金銀パラジウム合金インレー
金銀パラジウム合金の詰め物(インレー)です。
金属なので壊れることはまれです。
保険内治療になります。
コンポジットレジン充填(口の中で直接詰める方法)
むし歯のところだけ削って、軟らかいレジン(プラスチック)を詰め、光で固める修復法です。
色調も美しく、保険内治療です。
インレーは外れることがありますが、レジン充填はほとんどありません。(部位によって割れることはまれにあります)
1回の来院で完了します。
歯と歯の間の修復は接触点の再現が難しい場合があるので、インレー修復になることがあります。
術後の写真です。
歯と歯の間の修復ですが、レジン充填で対応しました。
インレーで保険内治療で治そうとすると、金属になってしまいますが、レジン充填なら白くて美しい仕上がりです。