歯磨きで歯が削れる?!
2012.10.16更新
こんにちは
間違った歯磨きで、歯が削れてしまうことがあるって、ご存知ですか?
間違った歯磨きの多くは、横磨きといって、歯ブラシを横に大きく動かすやり方です。
また、ヤニ取り用の研磨剤がたくさん入った歯磨剤を使うことも歯を削る一因です。
歯の表面はエナメル質という、体で一番硬い組織でできています。
その一番硬い組織でさえ、日々の間違った歯磨きは少しずつ削ってしまうのです。
さらに、間違った歯磨きは歯茎を傷つけ退縮させ、歯の根っこを露出させます。
歯の根っこの組織はエナメル質よりもずっと軟らかいので、どんどん歯は削られ、神経を刺激し、知覚過敏を引き起こしたり、最終的には歯が折れてしまこともあります。
「歯周病の臨床」より
この写真は間違った歯磨きによって歯が削られてしまった状態です。
全体的に研磨されたようにツルツルしているのがわかりますか?
歯茎が退縮して根っこが露出し、削れています。
正しい歯磨きは、毛先をほとんど動かさないイメージで振動させます。
1か所につき、20往復くらい振動させたら、横にずらし、また20往復振動、とやっていきます。
詳しいやり方は、過去のブログ(https://www.koba-dental.net/blog/2012/06/post-36-282981.html)にも載っていますし、クリニックで指導を受けることもできます
横磨きをやっている方ってすごく多いです
気づかないうちにご自分の大切な歯を削っていないか、口の中をチェックしてみてください
今日の我が子
実家の犬と
ウチの子はワンワン大好き!なのですが、愛情は完全な一方通行
このオス犬は人間の大人の女性にしか興味がありません