歯周病の簡単な説明

こんにちは

rain



こうシトシト雨ばかり続くとちょっとウンザリしますよね。

雨が少なすぎる地域もあるみたいなので、雨雲はそっちに行ってほしいものです

dash





今日は超簡単な歯周病の説明

歯周病は、プラーク(歯垢=歯の表面の汚れ=細菌の塊)によって歯周組織(歯を支えている組織)が破壊される病気です。

歯を支える歯周組織は主に、歯根の表面から骨の表面に伸びる歯根膜という結合組織と、歯槽骨という骨です。

細菌の塊によって、歯根膜や歯槽骨が破壊される・・・というと、なんだか細菌が歯根膜や歯槽骨を襲って食べているようなイメージですよね。

でも、実は歯根膜や歯槽骨を破壊しているのは、主に私たち自身の防御反応なのです。


①細菌が産生する老廃物、毒素、酵素に私たちの細胞が触れる
(細菌の毒素、酵素により直接的に組織破壊も起こる)

②局所の血管透過性が亢進(血管から滲出液や好中球、リンパ球、マクロファージなどの細胞が出ていく)

③それらの細胞が、タンパク質分解酵素やサイトカイン(情報伝達物質)などの様々な物質を産生

・サイトカインは情報伝達物質だが、それ自身にも組織を破壊する作用がある→組織破壊
・タンパク分解酵素→組織破壊
・その他の様々な物質→組織破壊

歯周病の説明

「標準歯周病学」より

つまり歯周病は、細菌などの外部からの侵入によって防御反応を起こして自滅することなんですね。

ジワジワ進むので、痛みがでないことも多く、いつの間にか骨が溶けて歯がグラグラ・・・なんてこともよくあります。

もちろん元凶は細菌なんですから、歯磨きをしっかりとして、プラークをためないようにすることが一番です

rock





今日の我が子

pig



変顔



鏡の前でなぜか変顔に挑戦する我が子

sweat02



変顔