こんにちは
今朝もまだしつこく雪が残って、けっこうキケンですよね
子どもの頃は、雪がなくなってしまうのがさみしく感じられたものですが、大人になるとそんなかわいい気持ちはどこへやら・・・いいかげん、はやく溶けてなくなってほしいです
今日は、むし歯の痛みについてのお話
皆さんは、むし歯の穴が開いてしまったときに、舌が引っかかるので気になって、何度も舌でさわってしまったことってありませんか?
そして次第にむし歯の痛みがどこからするのかわからなくなってしまった・・・なんてことがありませんでしたか?
実は私にはそういう経験がないので、そういう感覚は味わったことがないのですが、患者さんの中で、たまに「むし歯の痛みがどこからするのかわからない」なんて方がいらっしゃいます。
その理由は脳科学
体の表面の感覚を司る神経細胞は、大脳の一時体勢感覚野という部分に体の構造に従って規則正しくならんでいます。
そのため、この部分の神経細胞が司っている体を図面化すると、奇妙な小人のような絵を描くことができます。
体のある部分に感覚を集中させると、これらの神経細胞の感度が高まり、反応が強くなることがわかっています。
また、体のある部分の刺激を何回も繰り返すと、その部分の感覚を司る神経細胞が広がって、周囲の体部位に侵入することがあるらしいのです
むし歯の痛みがどこからするのかわからない・・・という経験をされた方の脳内では、もしかしたらこのようなことが起こっているのかもしれません
こうなる前に、むし歯は穴が開いたら早めに治療することをおススメします