歯の根元のむし歯
2013.04.15更新
こんにちは
今日は暖かくて穏やかな天気ですね
今日の話は歯の根元のむし歯。
口の中に並んでいる歯の表面は、エナメル質という硬い硬組織で覆われています。
一方、歯ぐきの中に埋まっている歯根の表面は、エナメル質ではなく、セメント質という比較的軟らかい硬組織で覆われています。
歯周病や歯肉退縮などで歯根が出てきてしまうと、セメント質は歯ブラシによる摩耗などですり減ってなくなり、その下の象牙質が露出します。
象牙質もエナメル質より少し軟らかいので、歯ブラシですり減ったり、むし歯が進みやすいのです
すり減りやむし歯は、プラスチックを詰めて治すことができますが、範囲が広がると、歯の破折を招くことにもなりかねません。
一度歯根が露出してしまうと、元に戻す方法は手術以外ありません。
歯周病や歯肉退縮による歯根の露出を防ぐには、日ごろの正しい歯磨きに尽きるのです
今日の我が子
最近力がついてきた我が子。
毎朝のゴミ出しを手伝ってくれるようになりました