歯の根の治療 その注意点
2012.05.09更新
皆さんこんにちは。
汗ばむ陽気の日が多くなってきましたね
今日は、歯の根の治療の注意点についてお話します
歯の根っこの治療は、大きく分けて2種類あります。
一つは、むし歯が進行し、歯髄という歯の中に入っている神経までむし歯に侵され、生きている歯髄をやむなく除去する「抜髄」という治療です。
この場合、患者さんはズキズキという痛みを感じていることが多いですが、痛みがなくても、歯髄までむし歯に侵されている場合は、抜髄を行います。
生きている神経を除去するため、麻酔なしでは行いません。
二つ目は、もともと大きなむし歯によって歯髄(歯の中の神経)が死んでしまい、さらにばい菌が歯髄を伝って根の先から歯を支える骨の中まで広がり、骨を溶かし膿を溜めてしまっている場合に行う「感染根管治療」です。
これは歯髄が死んでしまっているため、歯の痛みはあまりありませんが、根の先から広がった膿によって内圧が高まると、ズキズキとした痛みが出る場合があります。
どちらの治療も患者さんの都合によりますが、大体1週間に1回程度の頻繁な来院が必要になってきます。
「感染根管治療」では、さらに長期の治療が必要となってくる場合が多いので、大体3~5回ほど(病状によって個人差あり)繰り返して歯の根の中をお掃除します。
忙しい方には大変な治療ですが、きちんと頻繁に来院していただかないと、歯の根の中のばい菌はどんどん増え、最終的には歯自体を抜かないと治らない状態にまで進行してしまいます。
ですから、歯の根の治療をしていたけれど、途中で歯医者に行かなくなってしまったという経験がおありの方は、必ず!!歯医者に行って、治療を終了させてください
本当に抜歯しなくてはならなくなります
お決まりの「今日の我が子」
ゴールデンウィークに香川県のこんぴらさんに行ってきました!
ですが、急な階段を1歳児を連れて登るのはきついので、お参りは今度にして、となりの展望スポットである琴平公園に登りました。
結構大変でしたが、誰もいなかったのでとても気持ちがよく、とってもいい景色でした