ブラックマージン
2013.11.27更新
こんにちは
今日はブラックマージンについてお話します
ブラックマージン=黒い縁。
具体的にどういう事かというと、こんな状態です。
被せ物の歯ぐきの縁が黒く見える状態。
どうして黒く見えるのかというと、被せ物の中に入っている土台の銀イオンが溶出して歯肉や歯を黒く染めてしまうのです。
歯の根がむし歯になっている場合もあります。
一度こうなってしまうともう元には戻りません。
新しく土台から作り直す必要があります。
新しく作る土台は、白い材料を使って作ります。
そのほとんどが保険外治療になります。
術後、きれいになりました。
しかし、きれいになったからといって安心してはいけません
ここまでブラックマージンが目立ってしまった原因は、歯肉の退縮にもあるのです。
このまま放っておいたら、また歯肉が退縮してしまう可能性が大いにあります。
歯肉退縮の原因は、歯周病や、強すぎるブラッシング圧です。
適度な硬さの歯ブラシを使って、適度な圧で細かい振動のブラッシングを行うことが、大切なのです。
保険外治療はお金がかかります。
保険内治療でも、適切なブラッシングでブラックマージンを予防することができるのです。