乳歯から永久歯への生えかわり

こんにちは

sun



今日も猛暑だそうです。ほんっとにあっついですね・・・

wobbly




今日は乳歯から永久歯への生えかわりについてお話します。

乳歯は一顎片側5本ずつ生えています。

一顎片側というのは上顎か下顎かどちらか、左右どちらか、という意味です。右上、左上、右下、左下の4部位があります。

ですから、乳歯は全部で5本×4部位で20本生えています。

乳歯列

「なんの歯この歯」より


それに対し、永久歯は一顎片側7~8本生えています。(8本目は親知らずとも呼ばれ、5割くらいの人はもともと生えていません)

ですから、永久歯は全部で7~8本×4部位で28~32本生えています。

永久歯列

「なんの歯この歯」より



① 乳歯は生後6カ月頃から生え始めます。

② 3歳頃に20本すべての乳歯が生えそろいます。

乳歯列

白い歯が乳歯、黒い歯が永久歯

③ 4歳頃、乳歯の根っこの先端が吸収され始めます。

④ 6歳頃、根っこがほぼ吸収されてしまった乳歯はポロリと抜け落ち、その下から永久歯が顔を出してきます。

混合歯列

下の前歯がが永久歯に生えかわっています

⑤ 12歳頃、永久歯が生えそろいます。



ここでポイントなのが、5本の乳歯が7~8本の永久歯に増えるということです

flair



今生えているご自分の永久歯を鏡で見てみてください

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前から5本目までは、上に生えていた乳歯を押しやって生えてきた永久歯です。(代わって生えるので、代生歯といいます)

でも6番目から8番目の大きな歯は、乳歯の後ろに加わって生えてきた永久歯なのです。(加わって生えるので加生歯といいます)

顎の成長に伴い、歯も数を増やして生えてくるということなんですね

eye



ホントに生き物の体というのは良くできていると感心します

confident





今日の我が子

snail



フラワーセンターでの写真

tulip



切り株



後ずさりしていたら、ちょうどよく切り株に腰かけてしまったときの我が子

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