はずれない入れ歯にするために

こんにちは

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今日は、入れ歯との上手な付き合い方についてお話します。


もともとの自分の歯を天然歯、それに対して入れ歯の歯を人工歯といいます。

一般的に、天然歯でかみしめる力は前歯で15キログラム、奥歯になると自分の体重ほどになると言われています

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確かに、まちがってお箸を噛んでしまったときにバキッと折れたりするのをみると、意識しなくても噛む力のすごさを感じますよね

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でも健康な天然歯は、顎の骨の中で、歯根膜という繊維で根の周囲をしっかりと支えられているので、その力に十分耐えられるのです。

一方、入れ歯では歯根膜がないので、噛む力は入れ歯の下の歯ぐきで受けることになります。

ところが、入れ歯を支える歯ぐきの面積は、歯根膜の表面積の総和の半分くらいしかないので、人工歯を小さくして歯ぐきの負担を減らさないといけないのです。

よって、入れ歯ではかみしめる力が天然歯のときの4分の1から6分の1になってしまうわけです

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とくに総入れ歯は歯ぐきに乗っているだけなので、硬くて大きなものを一口でガブっとするとはずれやすいし、不均一に負担がかかり、歯ぐきが短期間にやせてしまうことになります

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また、作った当初はピッタリ合っている入れ歯でも、やがてはゆるんではずれやすくなってしまいます。

その原因は、常に大きな力を支えている歯ぐきの疲れや、老化の影響で少しずつ痩せてくるためで、残念ながら入れ歯の宿命なのです

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合わなくなった入れ歯を無理して使い続けると、ガタガタ動く入れ歯は、波が岩を浸食するように顎の骨を削って、やがては入れ歯を支えていた顎の骨がなくなってしまうので、注意です!

はずれない入れ歯にするためには、定期検診によって、入れ歯の状態を常にチェックすることが大事です

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少しゆるんだ状態なら、入れ歯に裏打ちすることによって比較的簡単に修正できますし、噛むことですり減った人工歯も盛り足すことができます

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自分で問題がないと思っても、少なくとも1年に1回は定期検診を受けて、手入れをすれば、同じ入れ歯を長い間使えますよ

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トコトコトコ・・・・

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でーん!

(歯ブラシをくわえたまま歩くのはキケンです!)