こんにちは。
先日の父の日は皆さんどうお過ごししましたか?
・・・私はすっかり忘れていました
親不孝者ですね
親といえば、親知らずの語源ってご存知でしょうか?
親知らずというのは歯科用語では第三大臼歯といって、前から数えて8番目の歯です。
生えてくる時期は他の歯に比べ極端に遅く、個人差が大きいですが20歳前後が多いと言われています。
昔の人は短命で、親が死んでから生える、という意味で「親知らず」というそうです。
こばやし歯科クリニックでは毎月一回、口腔外科専門の先生が来て親知らずの抜歯を行っています。
私(院長)は虫歯や神経の治療を主に大学病院で学んできましたので、できるだけ歯を残す治療をしています。
ただ、虫歯が大きすぎたり、歯周病がひどくて抜かなくてはいけない歯というものもあります。
親知らずもそうで、これがあることによって一つ前の歯が虫歯になったり歯周病になったりします。
親知らずは真っ直ぐ生えていれば抜歯の必要はありませんが横向きに生えてたり、手前の歯にひっかかっていたりするものは抜歯をおすすめします。
(真っ直ぐ生えているものも、歯肉が一部覆いかぶさっている場合などは腫れやすいですが、その場合は歯磨きをしっかり行えば改善できるでしょう)
口腔外科の先生は親知らずの抜歯や手術の専門で、大体15~30分くらいで抜歯が終わります。
親知らずのまわりが腫れるのを繰り返したり、虫歯になってしまったら早めに抜歯して、すっきりしましょう